勝つためには過去の失敗から、次に同じ失敗をしないようにどうしたら良いのかを考えて次に繋げていかなくてはなりません。
今回は株トレードの初心者の時の自分を振り返って、今でも後悔していることを3つ書いていきます。
これは人の為というよりも自分の為に、二度と同じことを繰り返さないために。
後悔1
自分だけは特別だという意識
自分だけは特別で、自分には勝つ才能があって、ある程度経験を積めば(1年程度)上手くなって勝てるようになる。
なんだかとても恥ずかしいのですが、トレードを始めたばかりのときはこんなことを本気で思っていました。
結果からいうとやり始めてから、たしか1年間ずっと負けだったと記憶しています。
しかも月間でもプラスはなく、12ヶ月間ずっと負けていたので相当の下手くそ野郎。
自分なりにものすごく色々試行錯誤して取り組んではいたんです。でも結果が出ませんでした。
これの何が失敗なの?そんなのよくあることじゃん!っていう人もいるかと思いますが自分的には全然そんなとらえ方をしていなくて。
ここで一番の失敗だなと今でも強く残っているのが「ある程度経験を積めば上手くなれる」という意識を持っていたことです。
この本当にクソみたいな甘い考えがあったせいで、いつまでもダラダラと負けている期間をひっぱり続けて大事な時間を失っていたことが一番の失敗で一番後悔しています。
経験を積めば上手くなれる、といったものというのは結局のところ受け身の姿勢なんですよね。
何か偶然に閃いてそこから一気に勝てるようになると夢を見ている、そんな感覚でいたと思います。思い出したらまた恥ずかしくなってきました。
結果を変えたかったら、今までと違う行動を取るしかありません。
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こちらの記事ではその当時のことを詳しく書いています。
後悔2
Twitterの情報を鵜呑みにした
これはちょっとずつ勝てるようになってきた頃にやってしまいました。
よく、ある人物のツイートを参考にしていました。
「いいこと書くなー」「この人めっちゃ勝ってるんだろうなー」という人のTwitter情報をよく目にしていて、プロフィールでも成功している感じの記載あって。
その当時その人がめちゃくちゃ推していたマイ〇ットという銘柄を(もしかしたら誰かわかるかも笑)その人が推していたという理由だけで購入してしましました。
こんな書き方をすればもうわかっているとは思いますが、結果その銘柄はずっと下がり続けて爆損して終了。
他にも買ったのを細かく挙げればいくつかありますが、全部負けています。
ここでいつも思うことは「他人が推している銘柄を買っても100%負けてしまう」こと。
これはもしかしたら自分だけなのかもしれないのですが、本当に人のをアテにして買った銘柄は1度も勝てたことはなく100%今までなぜか負けています。
理由は色々あるとは思うのですが、個人的に思うのが損切る場所を設定していないことではないかなと。
人の推奨銘柄をアテにすると、漠然とただ「これは上がるんだろうなー」と思って買ってしまうので、その後に一番大事な損切る部分を明確に設定できていないこと。
そのままズルズル下がった挙句に、突発的な急落になった際に怖くなってようやく手放す。
このパターンでいつもいつも負けました。
今はもう絶対に人の推奨銘柄では買うことはないし、自分で考えて自分のタイミングで必ず買いますが、当時は本当に辛かったのを今でも覚えています。
後悔3
トレード結果を活用しきれていなかった
これもトレードを続けて経験を積めば勝てるようになるといった気持ちがあったからだと思いますが、結果を振り返るということをあまり重要視していませんでした。
初心者の頃はデイトレードばかりやっていたのですが、その当時無料ブログで当日やったトレード結果を貼って一応は振り返っているつもりではいたのですけど。
でもデイトレードをしてその日振り返っても実はあまり意味がない行為だったと今はっきりと言えます。(多分2年くらいは無駄な時間を費やしました。)
何故かというと、その日取引したものをその日振り返ったとしても、まだそのトレード結果には主観的な感情が残っているため正確な分析ができないのです。
心理学に詳しい方はわかるかと思いますが、人間は自分のことになると問題点がわかりにくくなるもので、他人のことになると問題点がわかりやすくなるものなのです。
例えば、自分に付き合っている人がいるけれど、将来のことを含めると別れるべきかどうか悩んでいるとします。
自分のことになると、好きという感情などがあるせいでどこが決定的にダメな部分かわかりづらくなりやすくなっています。
ですが友人の目線で、この悩みを相談された側の立場で考えてみると意外とわかりやすくなります。
容姿だったり一緒にいる時間だったり性格だったり趣味だったり色々な話を聞けば、二人のどこが合っていないのか意見が出てくると思います。そしてその答えはかなり正確な答えです。
これは自分のことではなく他人のことなので客観的に分析ができるからなんです。
トレード結果も同じで、主観的な感情がある内は自分に都合の良い解釈をしがちで、どこがダメな点なのか正確にわからないようになっています。
デイトレードであれば1週間か2週間後に振り返る。
短期スイングトレードなら1ヶ月後や2ヶ月後に振り返る。
そうすることで、後で振り返ったときに主観的な感情の部分はほとんど無い状態で結果を見ることができるので、客観的で正確な分析ができるようになっています。
こんなトレードしたかな?
それぐらい一旦頭から離れたトレード結果で分析するのが一番正確に分析できます。
今はそれがわかっているので時間を空けてから定期的に見直し分析をして精度が上がりましたが、当時の自分にもっと早く気付くように教えたかったです。
まとめ
他にもいくつか細かい失敗や後悔というのはありますが、さすがに全部は書ききれませんでした。
もしかしたらこんなの後悔のうちに入らないくらい、みなさんの方が多くの後悔をしてきているかもしれません。
でも今だから思いますが、過去を悔やんで後悔しまくって次に活かせるようになったらすごく飛躍します。
よくポジティブな人が最強!と言われますが私は一概にそうだとは思いません。
ネガティブな人は過去の失敗にものすごく執着しやすいですが、その性質を活かして次同じ失敗をしないようにするにはどうしたらいいかをしっかり考えて分析していけば成功していきます。
どんな場面でも過去から学んでいけば必ず上手くいきます。頑張っていきましょう。
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