株のトレードの仕方は無数に存在しています。
はじめての方や、はじめて間もない方は、何からどうやって手をつけていくべきか悩むところです。
そこで自身の経験も含めて詳しく解説していきます。
自身の経験から
まず結論から言いますと、結果が出ないことをずっと繰り返しているだけではいつかは退場します。
ずっとやり続けてきたことを変えることは自分自身を否定することで非常に辛いですが、結果が全ての世界です。
上手くいかない日々が続いている方は是非読んでみて下さい。
一年間負け続きだった
自身の経験から話しますと、2014年の夏に初めてトレードを始めてから一年間ずっと負け続きでした。
負け続きなんで本当に12ヶ月連続で負けていたことになります。今考えてみてもよく負けていてもやっていたなって思います。本当に早く気付けよ(笑)って
トレードのスタイルはデイトレードとスイングトレードで、言わば短期売買でずっとやってました。
これは今と変わらないですけども。
で、もう正直なところお金も底を尽きそうだったのと、一年何も変わらなかったという現実がとても辛かったのを覚えています。
お金は別にバイトするなり副業するなりしたらなんとか頑張って増やせるからいいじゃないですか。
でも時間だけはどうしようもないです。負けた経験というものは必要だったんだよと思うかもしれませんが、意地になって自己流でいつか勝てると思い込んでの結果だったので本当に無駄だったと、現在とても感じています。
ある手法との出会い
正直このままやっていてはもう絶対にダメだと感じたのが一年経ってから。
自分自身めちゃくちゃ頑固な性格なんですが、本当に何をどうやってもダメで、ここで初めて心が折れたのを覚えています。
何かを根本的に変えなくては絶対にダメだ、とそうするしか道はないと悟った瞬間だったのかもしれません。
そこでネットで色々探しているうちに「5日株トレード法」というものに出会いました。
今は既に販売は終了しているのですが、当時は初めてお金を払って何かから学ぶということを選択しました。
それ程追い込まれていたんです。でもどうしても勝ちたかったからここは勇気を出して実践することを決意しました。
結果的にはその商材を学んでから1ヶ月目は負けたんですが、2ヶ月目からは3ヶ月連続でプラスにすることができました。
一番はやっぱり安心感が先にきました。12ヶ月連続で負け続けて(商材に出会って1ヶ月目は負けたので実際は13ヶ月か笑)いたので潜在意識の中でも「もうトレードで勝てないのでは」と刷り込まれていたと思うので、本当にトレードって勝てるんだとすごく安堵した瞬間でした。
上手い人から学ぶべき
経験から言えることですが、絶対に上手い人から学ぶことが勝つことの一番の近道です。
ウォルマートの創業者 サム・ウォルトン
”他者から学ぶことこそ成功への近道。私がやったことの大半は、他人の模倣である”
サルバドール・ダリ
”何も真似したくないと思う者は、何も生み出さない”
偉人ですらそう言っています。
私は商材でしたが、その商材の手法を作った人は私よりはるかに長い相場歴で、しっかりとした理論に基づいた手法だったので間接的には上手い人に学んだことになります。
一年経って負け続けて、それでも「まだ経験や知識が足りないからだ、自分で考えて勝ち方を見つけなくちゃ!」とやり続けていたらと思うと、本当にゾッとします。
時間とお金を守る
先に上手くいっているものから学ぶことが時間とお金を守ることに繋がります。
特にトレードの世界では白黒はっきりしているし、資金を増やすということが一番の目的なはずなのに「長くやっていればいつかは」という何の根拠もない部分に縛られている人が多いです。
私自身もそうでしたが「自分だけは特別」という感情、これが本当にやっかい。
特に株のトレード初心者の方は、そういう特に根拠はないけど「自分ならやれる」と意気揚々と市場に参加してこられるかと思います。
最初から弱気ならそもそも始めないと思っているので。
期限を設ける
とはいえ自分の力でお金を稼いで、自由を得られる可能性がある株式市場において、試してもいないのに誰かの模倣なんて嫌だと思っているならせめて自分だけでやる期限を絶対に決めておいて下さい。
意地になってお金と時間を無駄にした経験があるから何回でも言います。期限を絶対に決めておいて下さい。
正直なところ、デイトレードや短期スイングトレードのような短期売買では
・株トレードを始めて0ヶ月~12ヶ月
この期間で何かしらの成果が出ていないとかなり厳しいです。
客観的にみて考えてみてもらえればわかると思いますが、自力でやっていて12ヶ月結果が出ていない人がいたとして、その人がその後も自力でやっていて成果が出る見込みがあるのかいうことです。
負けを認めて自分を変えることができない人が待っているのは退場しかありません。
期限を設ける大事さを今一度よく考えてみて下さい。
連続プラス収支を意識する
連続プラス収支というのは、その手法の信頼性やメンタルの部分である自信に関係してきます。
また短期売買で説明しますと、この期間で3ヶ月以上連続で月間収支がプラス収支にならなければ正直かなり厳しいです。
数ヶ月単位や数年単位である中長期投資なら取引回数がかなり少ないので判断ができませんが、デイトレードスイングトレードのような短期売買において、取引回数を重ねた上で3ヶ月以上連続でプラス収支を継続できなければ、使っている手法の優位性はあまり高くないと言わざるを得ません。
株のトレードを初めて数ヶ月の方はこの3ヶ月以上連続プラスがいかに難しいかは痛いほどわかるかと思います。
それほど困難な道のりなのです。
あと、自信を持つという意味でもこの3という数字には隠れた意味があります。
※オカルトみたいなものは信じないという方は読み飛ばしてもらってもかまいません
この3の数字は他の世界でもよく意識されている数字でもあります。
野球などは特にそうです。
3割バッター、30本塁打、30盗塁、などは「トリプルスリー」と言われていて、過去に数人程度しか達成者はいません。
そのシーズンの首位打者、本塁打王、打点王、などは「三冠王」と言われています。
こちらも過去に数人程度しか達成者はいません。
あとは「3年連続成績を残さないと活躍したとは言えない」と一流の選手程意識をしています。
あの世界のスーパースターイチローも、日本で活躍した時とメジャーで活躍した時にその事をインタビューなどで語っています。
私自信もそうだったんですが、3ヶ月連続で月間プラスを達成したとき初めて自信が生まれました。
短期売買では是非「3ヶ月連続月間プラス収支」を意識して取り組んでみて欲しいです。
達成した際は、心の底から株で勝つことができるという自信を持つことができるでしょう。
どこから学ぶか
Twitter、ブログ
ここは本当に素直に「この人上手いな」「この人参考になるな」という人のツイートやブログを読み込んでみる。
そしてツイートであれブログであれ、手法について記載があればマネしてみる、もしくはお金をかけたくなければ検証してみることをオススメします。
嘘の情報も多く含まれているので、個人的には検証してみることが一番オススメかなと思っています。
あとは社交的な人であれば、仲良くなって教えてもらえる仲になるのも良いでしょう。
その際は失礼な態度を取らず、しっかりと学びたい姿勢を見せるようにしましょう。
商材から学ぶ
なぜか商材を毛嫌いしている人が多いですが、世の中には本当に良いものが存在します。
そもそもそういう人は、結局学んでも継続できなかったり自分なりのアレンジを加える努力をしない人が多いです。
守・破・離という言葉があります。
「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階
「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階
「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階
この教えは株の手法を学ぶことでも同じことです。
まとめ
株トレードの世界というものは、これが正解というものがありません。
その中で結果が出なかったときに、自分自身の間違いを認められるかそうでないかでその先相場に残っているのか退場しているのかが決まってきます。
先人から学ぶことはとても有益です。
負け続きで結果がでない方は、自分自身を変えるという努力をしてみて下さい。
きっと成果が出てきます。応援していますよ。