ローリスク投資 初心者

証券会社ごとに違う!ストップ高比例配分で上手く注文する方法




ストップ高の銘柄持ってたら今頃は利益が・・・と思ったことはありませんか?

 

諦めるのはまだ早いです。比例配分の仕組みを知れば、ストップ高の銘柄でも取得できる可能性があります。

 

今回はその比例配分で有利に株を取得できる方法を解説します。

 

比例配分とは?

比例配分とは、買いと売りの数量どちらか一方に偏りがある場合に、引け後証券会社ごとに約定する株数を割り当て、その証券会社ごとに割り当てらた株が、注文した欲しい人に一定の条件で割り当てられる方式のことです。

 

ストップ高を例にして挙げますと、10000株の買い注文があり、1000株の売り注文がある状態でストップ高で引けた場合、1000株だけ売買成立した後に、1000株が各証券会社にそれぞれ割り当てられ、各証券会社で注文した人に割り当てられるというものです。

 

ストップ高比例配分で実際に割り当てられたもの

比例配分は注文さえしっかりしていれば抽選で本当に割り当てられます。

 

ストップ高で実際に割り当てられたものがコチラ

 

8698 マネックス 18/04/03

7238 曙ブレーキ 18/06/13

両方とも松井証券から。

 

価格が小さい銘柄で売買数量自体が多かったので当たりやすかったのだと記憶しています。

 

当日にPTS取引(夜間取引)で売却して利益を得ました。

 

本当はもっと利益が出たやつを貼りたかったですが、当たるときはまあこんなもんです(笑)

 

ストップ高比例配分の注文方法

比例配分は優先基準というものがあり、注文の状況によって違います。

 

以下の3つが基本的なルールとなっています。

・注文時刻が早い方が優先

・注文数量が多い方が優先

・成行注文の方が優先

比例配分の注文方法は成行注文が基本的に優先です。

 

ストップ高銘柄の株を比例配分で取得したい場合は指値取引ではなく、必ず成行注文を行うようにしましょう。

 

証券会社ごとの比例配分ルール

比例配分の注文方法によるルールは証券会社ごとに違ってきます。

 

各証券会社が優先している注文方法で注文することが一番効果的です。

 

SBI証券 比例配分ルール

成行注文の方が優先

注文時刻の早い方が優先

 

DMM株 比例配分ルール

成行注文の方が優先

注文時刻の早い方が優先

 

マネックス 比例配分ルール

注文時刻の早い方が優先

 

楽天証券 比例配分ルール

注文時刻の早い方が優先

 

ライブスター 比例配分ルール

注文時刻の早い方が優先

 

GMOクリック証券 比例配分ルール

注文数量が多い方が優先

 

松井証券 比例配分ルール

注文数量が多い方が優先

 

カブドットコム証券 比例配分ルール

完全抽選方式を採用

 

ストップ高比例配分で上手く取得する方法

複数の証券口座から注文をする

全体的に上手く取得することを意識するなら、複数の証券会社に口座を持っておいてそこで欲しい銘柄に対して複数の証券会社から注文していくことが良いでしょう。

 

数打ちゃ当たる作戦です。

 

上で挙げた証券会社はとりあえず作っておいても損はないでしょう。IPOの申し込みにも使えますしね。

 

証券会社ごとの比例配分優先ルールに合わせる

「SBI証券ならこの注文方法が優先だな」「マネックスならこの注文方法が優先だな」と優先ルールに合わせて注文することが大事です。

 

資金に余裕がある人は注文数量優先される証券会社であったり、時間に余裕がある人であれば注文時刻優先される証券会社を積極的に利用することで上手く注文することができます。

 

利用者が少ない証券会社を狙う

同じ証券会社内で注文者が多い場合はその中で良い条件での争いになるので、利用者が少ない証券会社ではライバルが少なく狙い目です。

 

GMOクリック証券

口座数では2018年末で38万口座GMOクリック証券が狙い目です。

 

ライブスターとDMM株は公開されていないのでわかりませんが、それ以外の各証券会社は2018年末時点でそれぞれ100万口座以上はあり、かなりの差があるのでライバルは少ないと判断できます。

 

DMM株

DMM.com証券から、2018年4月にサービスが開始されたDMM株。上記で挙げた複数の証券会社の中で一番新しいです。

 

なのでまだ利用者はそこまで多くないと予想でき、こちらも今がライバルが少なく狙い目だといえます。

 

まとめ

証券会社によって比例配分の優先ルールなども違うので、まずは複数の証券口座を作って自分の資金量やスタイルに合ったところをメインに扱うと良いです。

 

当選しないからと諦めずに、欲しい銘柄があれば積極的に注文するようにしましょう。

 

また、こちらの記事でも更に詳しい比例配分の条件付けを載せていますのでよかったら参考にしてみて下さい。

 

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