トレードは、時間軸が短くなればなるほど一瞬の判断力が必要になり難易度も格段に上がります。
特にデイトレードでは1日単位での売買の中で複数の情報を瞬時に判断する力が必要になってくるので、正直一番難しいトレードであるといえます。
そこで今回は、そんなデイトレードで生き抜くために必要な知識や手法を習得できる本を厳選してご紹介したいと思います。
デイトレード
まず真っ先に挙げるならこのデイトレードでしょうか。
名前はものすごくシンプルなんですが中身は非常に濃いです。
海外のトレーダー養成機関の創業者の方が書いた本で、具体的なチャートや手法の解説とかではなく、とにかくメンタルについて追求して書かれた本です。
メンタル本はやはり共感があるのか、本としての評価がめちゃくちゃ高いのが特徴ですね。
Amazonの評価も200あって☆4以上なので相当高い部類に入ります。
実際に読んでみた感想としては、たしかに評価が高いのには納得しました。
おそらくこの本は自分がどのトレーダーとしてどの段階にいても共感、そして学ぶことができる点で優れているのだと考えます。
今でもふと負けが込んだときとか精神的に弱っているときに読み返してみると「あ、ここはこういうことを言っていたのか」とまた新しい気付きを得られることがいつもあります。
だから評価が高いのがわかります。経験積んで何度も読み返すと新しい学びが得られるので、絶対に手放すことができない(笑)
オススメするとしたら私は一度もトレードしたことが無い人より、少しでもトレードをして相場での難しさを感じた人に是非読んでみて欲しいです。
ゾーンとかもメンタル本での評価は高いですが、このデイトレード一冊あればトレード全般のメンタルに関しては十分過ぎる内容であると言えます。
是非手元に一冊置いておいて、その都度読み返してみることをオススメします。
2年7ヵ月で66万円を3億円にした年利1000%を目指す!株短期売買法
かなり胡散臭いタイトルなんですが、内容はかなりリアルです。
ただ結論から言いますと、これを書いたトレードの方は天才肌なので同じパフォーマンスをあげるのはほぼ不可能に近い(笑)
この本では1日1%の利益を上げることを目標にしているのですが、簡単そうに見えてこれが相当難しいです。(目標を細分化することは非常に有効ですが)
それでも何故この本を挙げたのかと言いますと、短期売買で実際に少額から億を達成する過程での恐怖や期待感などのメンタルの部分を詳細に語っているものはこれしか見たことがないからです。
資金を大きくする過程でクリアしなくてはいけない障害なども詳細に語られているので、是非少額の資金でチャレンジしている方に読んでいただきたい本です。
もちろん、具体的な手法の内容も書かれているので安心してください。
メインはファンダメンタルズとテクニカルを融合したトレードで、デイトレードとスイングトレードでの売買方法が記載されています。
短期トレードではファンダメンタルズが軽視されていますが、ここまでパフォーマンスを上げている理由はこのファンダメンタルズを読み解く力がかなり優れている点にあると言えます。
ですので、短期トレードでファンダメンタルズを融合させていく方法を学びたいという方にも是非ともオススメしたい一冊です。
かなり詳細に語られているので本当に良いですよ。
世界一わかりやすい!株価チャート実践帳(デイトレード編)
先ほどの「2年7ヵ月で66万円を3億円にした年利1000%を目指す!株短期売買法」ではスイングトレードがメインだったのが、こちらではデイトレードメインで書かれている内容になります。
具体的には、ファンダメンタルズの解説も前回と同様かなり詳細に書かれているのですが、前回よりチャートのテクニカルの部分が詳細に書かれているのでどのタイミングで入るのか等、より実践形式で学べる本になります。
ただ残念なのは、これはどのトレード本にも共通することかもしれませんが、こういったトレードが上手な人の負けトレードをもっと見せてほしい。
上手くいったトレードを挙げて、チャートを付けて解説しているものばかりなので少しそこは物足りなさを感じます。
ただファンダメンタルズを使ってデイトレ銘柄を選定するやり方は、大口の買いに乗っかる手法でかなり有効であると言えるので、その手法を学びたい方にオススメしたい本です。
デイトレード板読み
これは初心者向けというよりかは中級者以上向けの本になるかと思います。
内容はというと、板読みに関しての超実践的な内容になっています。
正直この価格で出していいの?と思うくらいとにかく内容が濃いです。kindle版しかないので、もしかしたらこの値段で販売できるのかもしれませんが。
チャートだけではなく、出来高そして板読みがある程度できるようになれば、かなり勝率は上がるでしょう。アルゴリズムの特徴もしっかりと記載があるので現在でも通用する内容です。
とにかく具体的なことが多く書かれているので、板の動きなどを理解していて頭で思い浮かべられるくらいの中級者以上の方に是非オススメしたい板読み本です。
さいごに
とにかくまずは実際に取引してみて、上手くいかない場合に本から学ぶことが一番良いでしょう。
どんな場合でも自分に当てはまるものといえば一番上に挙げた「デイトレード」の本です。
一度読み終わって、経験を積んでから再度読むとまた新たに学ぶことができる本なので、手元に一冊は置いておいて欲しいです。
そして具体的な手法に行き詰ったときは、是非その他に挙げたトレード本を参考にしていただけたら嬉しく思います。
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