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逆日歩とは?かかる日数や金額の仕組みを具体例を交えて解説

2019年5月26日

空売りを仕掛けたいときにやはり気になるのが逆日歩。

 

しかし逆日歩ってどういう仕組みなのかがよくわからない。

 

そんな方に、今回は逆日歩の確認の仕方を解説したいと思います。

そもそも逆日歩とは

株式の信用取引、貸借取引における品貸(しなかし)料のこと。信用取引や貸借取引において、証券金融会社は、買い方または売り方に対して、株券を担保にして必要な現金を、または現金(委託保証金)を担保にして株券を貸し付けている。通常は、買付け代金を借りる者(買い方)のほうが、売付け株券を借りる者(売り方)より金額的には多いので、売り方は資金の融資者として、買い方の払う日歩を受ける。これを順日歩という。ところが、借り株によって空(から)売りしている株数が融資による空買いの株数より多くなるときには株不足が生じるので、証券金融会社は不足株数の調達をしなければならず、売り方はその不足な借り株の品貸料をとられることになる。これを逆日歩という。逆日歩は1株について何円何銭と決められている。顧客に対する貸し株、品貸料率は、会員証券会社の競合によって決定され、取引所から発表される。

出典 日本大百科全書

うーん、なんかむずかしいです。

 

ここでわかりやすく理解するには、まずは空売りの仕組みから学ぶ必要があります。

 

空売りの仕組み

空売りするのには一旦証券会社から株を借りることから始まります。

 

次にその借りている株を自分で市場に売却することで現金化します。(売り注文)

 

もちろんそれでは証券会社から借りた株を返すことができないので、市場で株を買い戻して証券会社に返す必要があります。

 

その売却した価格よりも安く買い戻すことができれば利益になり、高く買い戻すことになれば損になっります。(返済注文)

 

これが普段行っている空売りの仕組みになります。

 

例を挙げて説明すると

 

A株が下がりそうなので空売りしたい

A株を証券会社から借りて、250円にて市場で売却(250円で売り注文)

A株が思惑通り下がったので200円で買戻し(200円で返済注文)

A株を証券会社に返却

 

価格が下がればA株は200円で手に入ってそれを証券会社に返却するので、手元には50円の利益が残る計算になります。

 

これが逆であれば自腹になり損になってしまいます。

 

A株が下がりそうなので空売りしたい

A株を証券会社から借りて、250円にて市場で売却(250円で売り注文)

A株が思惑とは違って300円に上がってしまい、泣く泣く買戻し。

A株を証券会社に返却。

 

A株250円の株を300円になったところで買い戻して証券会社に返却することになったので、50円分は自腹を切ったことになり、損が発生することになります。

 

品貸料が逆日歩

先ほどの例で、空売りをする際には一旦証券会社で株を借りなければいけないということを理解できたかと思います。

 

実際に空売りするとなった場合では、ただ単に売りの注文をクリック一つで行うだけなので私も最初はわかりませんでした。

 

ただこの場合において、証券会社から借りることができる株は無限にあるわけではなく、どの株も有限なので、売りたい人が多い場合には証券会社から借りる株が不足になってくることがあります。

 

そこで品貸料といって、株不足になった際にとられるお金が発生することになるのですが、これが逆日歩と言われるものになります。

 

逆日歩には注意点がある

やっかいな逆日歩には気を付けなければいけない注意点があります。

 

当日に逆日歩が発生しているのかわからない

当日いくら逆日歩がかかっているかは、取引が終わって翌日にならないとわからないのです。

 

リアルタイムでどれぐらいなのか把握できれば、空売りするかしないかの判断がしやすいですが、ここが非常にむずかしいところではあります。

 

ただ、逆日歩が発生しそうかどうかはある程度予測することはできます。

 

日証金ドットコムなどのサイトで、直近で売りの株が多くなっているのかどうかを確認できれば発生するかどうかの目安にすることができます。

日証金ドットコムで逆日歩を確認するにはこちらを参考に

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信用倍率(信用買いと信用売りの比率)が1を切ってくると、信用買いよりも信用売り、つまり空売りの方が多いというになるので、ここが発生するかの基準になります。

 

逆日歩の日数計算がややこしい

とにかくほとんどの人はここが一番むずかしいから逆日歩はよくわからないと思うのではないでしょうか。

 

逆日歩の日数計算は「空売りをした日の受渡日」から「決済をした日の受渡日の前日」になります。

 

この受渡日は普段取引していてもあまり気にする必要がないのですが、受渡日というのは注文した日から3営業日後と決まっていて、ここが計算がよくわかりにくくなる原因になります。

 

図を使ったほうがわかりやすいので下記をご覧ください。

12 13空売り注文 14空売り決済 15 16空売り注文受渡日 17空売り決済受渡日 18
19 20 21 22 23 24 25

 

この場合は16日が空売り注文の受渡日で、17日が空売り決済の受渡日なので、逆日歩は1日かかります。

 

ただ、土日などをはさむと日数が増えます。

12 13 14空売り注文 15空売り決済 16 17空売り注文受渡日 18
19 20空売り決済受渡日 21 22 23 24 25

 

この場合は17日が空売り注文の受渡日で、20日が空売り決済の受渡日なので3日かかる計算になります。

 

火曜日に空売り注文をすると、逆日歩が付く場合は確実に3日以上は(祝日が重なればもっと)かかることになるので曜日でも気を付けた方がいいでしょう。

 

逆日歩の金額は一定ではない

空売りをする株の不足度合に応じて金額が決まるので、その日によって金額が違ったりします。

 

先ほどの図を使って例を挙げて説明します。

13日に1000株空売りしたが逆日歩が1円付いていた場合

12 13空売り注文 14空売り決済 15 16空売り注文受渡日 17空売り決済受渡日 18
19 20 21 22 23 24 25

この場合では1000株×1円×1日=1000円 逆日歩のコストがかかる

 

14日に1000株空売りしたが逆日歩が2円付いていた場合

12 13 14空売り注文 15空売り決済 16 17空売り注文受渡日 18
19 20空売り決済受渡日 21 22 23 24 25

この場合では1000株×2円×3日=6000円 逆日歩のコストがかかる

 

金額もかなり変わってくることがあるので、日証金ドットコムなどでこまめに逆日歩がいくらかかりそうかチェックしてから空売りすることをオススメします。

日証金ドットコムで逆日歩を確認するにはこちらを参考に

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まとめ

逆日歩の仕組みを理解すれば、空売りに対するリスクを少なくすることが可能です。

また、仕組みがわかっているからこそ積極的に取引できるという気持ちが生まれます。

一度読むだけではなかなかすべてを理解するのはむずかしいので、記事を繰り返し読んで是非参考にしてみて下さいね。

 

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