メンタル 手法

[重要]デイトレードは手法より指値待ちを意識しなければ勝てない

2019年4月18日




デイトレードにおいて、勝ちにつながるものって何だと思いますか?

 

実はとてもシンプルなことをしっかりできているかできていないかの差です。

 

手法ばかり目が行きがちですが、負け続けている人は指値取引がすごくおろそかになっています。

 

なぜそう言い切れるのかというと、自分が実際そうだったから。

 

いかに丁寧に取引するかを意識するだけで収支はガラリと変わったんです!

 

不思議と指値取引に関して意識薄い人ってかなり多いので、現在進行形でデイトレードで苦しんでいる方がいれば今一度意識していただきたいです。

 

勝つことよりも負けないことを

デイトレードで勝ちたいと願っている人は、言わば安定して勝ちたいと考えている人だと思います。

 

スイングトレードとは違って、利益をコツコツ重ねていくイメージがデイトレードにはありませんか?

 

自分もそこに魅力を感じてデイトレードを始めましたが

 

「コツコツいいなー毎日給料日とか最高でしょ!」って思ったけど、この「コツコツ」が「コツコツ負けていく」方に必ず行ってしまうんですよ。

 

これの原因わかりますか?

 

デイトレードでは入る回数が多くなるぶんあることに気を付けなければいけません。

 

いかに負ける額を小さく小さくしていくかが一番大切なキーとなります。

 

そう、それに欠かせないが指値待ち取引になります。

 

安く買って高く売る

何かで利益を上げる基本っていうのは安く仕入れて高く売りさばくことです。

 

その差益が利益を産みます。

 

あの有名な村上ファンドの村上世彰さんも

村上世彰

積極的に株主提案を行い企業価値の向上を計り、株主を軽視する経営者に対しては株主総会などで経営陣を批判・叱咤することなどから、「もの言う株主」として注目を集めた。投資対象とした会社の株を購入した上で、利益の上がる事業に専念させて会社の株主価値向上を目指す投資手法を採った。代表的な案件に、東京スタイル、ニッポン放送、阪神電気鉄道などがある。投資規模が拡大の一途をたどる最中、ファンド設立から6年後、いまだ法的解釈は賛否両論あるものの、ニッポン放送株式のインサイダー取引の容疑で逮捕された。

※出典 wikipedia

ガイアの夜明けでこう言ってました。

 

”安く買って高く売る”以外の商売があったら教えて」と。

 

これ、トレード全般に言える一番シンプルな答えです。

 

デイトレードでもスイングトレードでも長期投資でも同じことです。

 

トレードって何か複雑に物事を考えて手法が何だとかにとらわれがちですが、ものすごくシンプルにとらえていかないと深みにはまります。

 

これは自分自身が体験しているからわかるのですが、深みにはまると手法手法ばっかりになっちゃうんですよ。

 

その安く買って高く売るを実現するには指値で待つ取引は絶対に欠かせないです。

 

感覚的にそう思いませんか?

 

逆の方で考えてみると、成行で買うということは自分が見ているポイントでの高値を買っていることになります。

 

これで利益を出そうとすると高く買って高く売るしかなくなってきます。

 

デイトレードでは不利になるのは明らかです。

 

成行はコストがかかる

ここで言うコストとは手数料ではなくて、言わばムダが多いという意味です。

 

一方指値で言えばピンポイントで買うのでムダが無い取引と言えます。

 

バケツに水を汲むことをイメージしてもらえればわかりやすいかもしれません。

成行買いは、水場にバケツを勢いよくつっこんで、そのまま勢いよくすくい上げるが水は所々にこぼれてしまってあまりバケツに入っていない。(たまに運よくこぼれずに一杯に入っていることがある)

 

指値買いは、水場にバケツをそっと入れて静かにすくい上げているので無駄がなくしっかりバケツに水が入っている。(毎回同じ量が入っている)

 

実際に例えてみたんですがもしかしたらわかりにくかった方がいたらすみません(笑)

 

でも私はこんな感じでイメージしています。

 

水が利益だと考えみていただければ、成行買いは相当ムダが多いです。扱いが雑すぎるんですね。

 

そして取引量が増えてくればその差はさらに大きくなってくるでしょう。

 

デイトレードでこれは致命的です。なのでいかにムダをなくすかというと、指値で待って取引するのが一番ベストな選択となります。

 

本能に逆らうこと

値動きを見て「持っているのがいきなり下がってきて怖いから売りたい!」「乗り遅れそうだから買いたい!」と思ってトレードしてしまうことって多くないですか?

 

今思い返してみても、マイナス期間はずっとそんなことばっかりしてました。

 

これなぜかわかっちゃいるけど治せないんですよね。

 

値動きを見ているなかで、自分が入りたいポジションに価格が近づいてくるといきなり時間が経つのが遅くなったような感覚に。

 

で、自分が入りたいところのすぐ上で価格が動いているだけで「今いかないと入れないんじゃないか?」と思って焦って買いのクリックボタンを押してしまう。

 

逆に、自分が買い持ちしている状態で、いきなり普段よりも急スピードで価格が下がってきたときに「この動きは普通とは違う!ヤバイ!」と思って売りのクリックボタンを押してしまう。

 

もうこんな状態悲惨ですよ。何のトレードプランにも従ってないしただ値動きの結果に翻弄されてるだけ。

 

しかもスイングトレードと違って、デイトレードは時間軸が短いからこういった場面はいくらでも起きます。

 

絶対に勝ちたいならこの本能に対しては絶対に逆らわないといけません。

 

特にデイトレードでは、小さいムダが積みあがってマイナスになっていきます。時間軸が短ければ短くなるほど丁寧に取引していかなければ勝つのはむずかしいです。

 

じゃあ小さいムダをどうやって排除したらいいかというと、やはり指値取引で待つ以外はあり得ないのです。

 

なぜかここを軽視している人が多いです。

 

少数派が常に支配している

ユダヤの法則はご存知でしょうか?

 

「78:22の法則」ともいわれるものなのですが、すべてがこの比率の元に成り立っているという法則です。

 

ほんとかよすごい法則だなって最初聞いたときは思いました。

 

例えていえば

・地球の海と陸地の比率は 78:22

・空気中の物質では窒素とそれ以外の酸素などの比率は 78:22

・善玉菌と悪玉菌の比率は 78:22

・一般人とお金持ちの比率は 78:22

など、どちらかに偏りが出てしまうものなのです。

 

嘘クサいなと思ったんですが、たしかにそういう事例があるなら納得できなくもないです。

 

さらにユダヤの法則ではこう解釈できます「少数のものが常に大部分の割合を占める」と。

・少数の働きアリが大半の労働をこなしている。

・少数の客が利益のほとんどを生み出している。

・少数の大富豪が富の大半を手に入れている。

これはトレードにも当てはめることができませんか?

 

大きな成果を産み出す少数の行動とは?と考えればわかりやすいかもしれません。

 

今回ずっと言ってきている成行か指値かでいうと、成行はいってみれば誰でも簡単に、それこそ自分がここで買いたいと思ってクリックすればいつでも買えます。

 

しかし指値で買う場合はそうはいきません。

 

売りが自分の指値に当たるのをただじっと待って、買い板にぶつけてくれないと買うことはできません。

 

いってみれば指値取引をすることは忍耐力が必要で難しい取引なんです。

 

これ、どっちが少数の方の行動だと思いますか?

 

常に頭の中で「大きな成果を産み出す少数の行動は何なの」と意識してトレードするだけでもかなり成績も変わってくるので、是非この部分は覚えておいていていただきたいです。

 

まとめ

デイトレードって本当に難しいです。

 

現在でも雑に入ると必ずやられてしまいます。

 

別に取引が上手くないからじゃんって言われたらそこまでなんですが、それでも凡人が勝てるようになるのにはこうした小さい部分を丁寧にやっていかないと収支プラスなんて到底およびません。

 

負け額をいかに小さく、無駄なコストをいかに排除するか。

 

そして簡単な選択ではなく、難しい少数の選択を常に考えて行動する。

 

それだけ意識して取引するだけでも収支って本当に「あれっ」て思うくらい変わってきます。

 

もしルールを破って成行で雑に取引してしまったり、恐怖という本能で取引を繰り返したりしてしまうなら、その都度何回も何回もこの記事を読んでいただきたいです。

 

私自身は凡人なので、上手くいかない方の気持ちは誰よりもわかるつもりです。

 

何回読んでもどうしても同じことを繰り返してしまうなら、お問合せからでもいいので一度連絡いただければと思います。

 

諦めてしまうことが一番もったいないです。頑張ってくださいね。

 

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