メンタル 初心者

トレードの勉強法として、間違いから学んだ方が良い理由




株トレードの勉強の仕方として、一般的には上手い人から学ぶというものがあります。

しかし、上手い人を参考にしているけれどなかなか成果がでない。

そんな状況になったときには一度自分と同じような人を参考にすることをオススメします。

今回はその部分を解説していきます。

上手い人を参考にしても結果がでない理由

上手い人を参考にしないと勝てない理由とはして以下のものが考えられます

・自分と上手い人との考えに差がありすぎて理解ができない

・複数の人の意見を参考にしすぎて広く浅くなってしまう

まずはこの部分について考察していきます。

自分と上手い人との考えに差がありすぎて理解ができない

よくあるのがこのパターンかもしれません。

これは本を例にするとわかりやすいです。

例えば、何かの参考書を読んでいた場合に、内容が自分には難易度が高すぎる場合には読み進めるのに時間がかかるし、内容も深く入ってこないのでところどころしか理解ができなかったりといったことが起こります。

それが、その参考書にある程度知識を持っていた場合はどうでしょうか。

おそらく何の知識もない人が読み進めるよりはるかに理解度も読み進める速さも違ってくるかと思います。

つまり、知識や経験に差がありすぎると理解ができないというのは当然なのです。

複数の人の意見を参考にしすぎて広く浅くなってしまう

ツイッターやブログなどでは上手い人はたくさんいて、どれも参考になることを書いています。

ですが受け手である自分自身が影響を受けやすい人であれば、どれもこれも良いので全部を参考にしてしまいます。

そうするとどうでしょうか?

やっぱり知識や手法の理解度は全部中途半端になって、結局結果が出なくなってしまいます。

昔は自分もそうでした汗

そして、色々な人の意見を参考にしていると自分でどの方法を深く学べばいいかわからなくなってずっと迷っている状態になってしまいます。

自分で決断する回数がどんどん少なくなってしまうので、結果自信もどんどん無くなってしまいます。

かなり悩みどころですよね。

自分と同じぐらいか上手くいっていない人を参考にする

そこでオススメしたいのがこの方法です。

・自分と同じぐらいの人の間違っている部分を見つける

・自分よりあまり上手くいっていない人の間違っている部分を見つける

ちょっと意地が悪い感じですね(笑)

ですがこれにはしっかりとした理由があります。

人の間違っているところはすぐわかる

あの人はここはこうした方が上手くいくのになー

あの人いつも同じところで間違ってるなー

って思ったことありませんか?

でも自分のこととなると曖昧で正確にはどこがダメなのかわからない。

人は客観的に物事を見る場合には、ある程度正確に判断を下しやすい生き物なのです。

なので客観的に見て、トレードでの間違いをみつけていく作業が必要になります。

間違った部分を見つけて減らしていく

自分がツイッターやブログを見て、これはやめた方がいいなと思ったのをあげてみます。

間違った部分の例

・数回しか検証していないのに勝てる手法を発見したと勘違いし、それを何回も繰り返す。

・長く相場にいれば経験がついていきなり上手くなれると思っている

・資金が少ないことを負けているせいにしている

ざっとこんな感じなんですがどうでしょうか?

悪いところをピックアップするのは意地悪な感じですが(笑)

でも結構よくこの辺の考えを持っているひとを見かけますが、ほとんどの場合上手くいっていないです。

自分がこうなっていると気づきにくいですが、他人が例のような状況にあると間違っている部分がよくわかってきます。

なのでよく客観的にみて観察することをオススメします。

間違いを見つけて減らしていくことの意味

これは2つあります。

1 間違いを減らすことで上手くいく方法がわかってくる

2 ダメなところを見つけて減らしていく=自分で考える力がつく、決断力がつく

1は、間違いを減らしていく作業をすることで、上手くいく方法が残るといった方がいいかもしれません。

よく上手くいく方法ばかりを追い求めてしまいがちですが、上手くいっている方法はその人に合ったやり方がうまくハマっているケースが多いです。

例えば順張りが得意で上手くいっている人もいれば逆張りが得意で上手くいっている人もいますよね。

しかし間違いの部分は、ほとんどの人に共通して同じ(誰にとっても間違っている部分)であることが多いです。

なので間違いを減らすことは、すべての人に有効な手段であると言えます。

 

2は、他人をよく観察することでダメな部分をピックアップするといった作業をしていることになります。

これは、受け身ではない行動なので自分で考える力が身につきます。

教えてもらってばかりいる状態では決して身につかない能力です。

そして減らすといった作業は、人から言われてやるものではなく、自分自身の中で行うことなので決断力が身につきます。

つまり、自立する力が身に付きます。

これは勝ち続けていく為には絶対に必要になります。

トレードとは、最終的な判断は自分自身で決断していかなくてはいけません。自立する能力は不可欠です。

まとめ

今回はトレードにおける間違いを減らすことで、上手くいく方法に近づくことができるということを書きました。

もちろん、上手くいっている人から学んだり参考にしたりといったことはとても重要です。

真似をして上手くいく場合はそのままそのやり方でいけば大丈夫だと思います。おそらくそれが自分に合ったやり方であると言えますから。

しかし、上手くいかない場合は是非今回のやり方を試してみていただきたいです。

きっと上手くいく確率が上がるはずです。がんばってくださいね。

-メンタル, 初心者