信用取引を扱うにあたって、気を付けないといけないことがいくつかあります。
例えば、今現在の貸借倍率はいくつあるのか?
これは上と下に今後どう動いていきそうかを予想する目安になります。
また、売りが多い銘柄で逆日歩がかかりそう、またはかかっているがどれぐらいかかっているのか?
逆日歩のコストはどれぐらいになるのか気になります。
そこで今回は、どこで貸借倍率や逆日歩を確認しているのか?その方法について解説します。
日証金.com
個別銘柄の貸借倍率がいくらか、または逆日歩はどれぐらいついているのか確認したい場合は「日証金.com」というサイトだけが一番わかりやすくて確認すべきサイトになります。
更新時間
こちらのサイトの更新時間は、土日祝日を除く平日の11:00~13:00頃になります。
例えば当日が月曜日だった場合逆日歩はいくつだろう?と確認したい場合は、翌日火曜日の13:00頃以降に確認できます。
当日が金曜日の場合は、次の月曜日の13:00頃以降に確認できることになります。
当日月曜日分を確認したい場合 → 火曜日13:00頃以降に確認できる
当日金曜日分を確認したい場合 → 月曜日13:00頃以降に確認できる
当日取引後の貸借倍率や逆日歩がどうなっているかは、わかりやすく言えば翌営業日にならないと確認ができないということですね。
銘柄検索
サイト右上の方にある銘柄検索機能にて、銘柄名か銘柄コードを入れると個別銘柄の貸借倍率や逆日歩がどうなっているかを確認することができます。
試しに「3197」すかいらーくHDで検索してみました。
検索結果に出ているコードか銘柄名をクリックすると詳細を確認できます。
グラフで表示
買い残が赤、売り残が青、逆日歩が発生している場合は緑、と視覚的にわかりやすいグラフ表示で個別銘柄の状況を確認できます。
カーソルを表示上に合わせると日付と、買い残売り残逆日歩の詳しい数値を確認することができます。
簡易的に確認できるのはやはり便利です。
一覧で表示
グラフ表示されているところから更に下にスクロールすると表一覧でも詳細を確認することができます。
この表示はかなり便利だと個人的には思っています。
特に、逆日歩がかかる日数も詳しく表示されているので、逆日歩がどれぐらいかかるか計算もしやすいのでよく利用しています。
表示期間の変更
グラフ表示の下に期間を変更する箇所があります。
現在から約2年前までの期間の貸借倍率と逆日歩のデータを表示することが可能です。
試しに現在から2年前の期間で設定して表示してみました。
買い残売り残の推移や、逆日歩が大きく出た日がいつなのかもこれでわかるのでかなり便利でしょう。
検証にも使えると思います。
ちなみに一覧表示も期間変更した分もすべて表示されるので、逆日歩がかかった日数など詳しい部分の確認もできます。
あとは、規制が入った日もこれでわかるので、どのタイミングで表示が出るのかもわかってかなり便利です。
まとめ
貸借倍率や逆日歩がいくらかかっているか何日かかっているかを確認するのは「日証金.com」だけでOKです。
2年分の期間を確認できれば、どのタイミングで買い残売り残が増減しているかをしっかり確認できるので取引にもかなり役立つことは間違いないです。
試しに是非利用してみて下さいね。