小さいことに目を向ける
みなさん指値で取引していますでしょうか?
かくいう私は負けていたときは成行使ったり指値使ったりあまり意識していませんでした。
しかし、指値オンリーでやるようにしてからは無駄なコストがかからなくなり
結果的には収支がプラスに傾くようになりました。
株でコンスタントに利益を積み上げるには、小さいことにこそ手を加えていく必要があります。
よくありませんか?
逆張りで、下がったときに買いを入れようと思っていた場合、指値したところのちょうど上で急に止まって反転していったり。
その逆もしかりで、大きく上がったところで売りを入れたいと思っていたが、指値を入れたところでちょうど止まって反転していく。
これ、私もよく経験しました。
なんで自分の入れたところでいつも止まるの?反転すんの?とw
そしてそのままガマンができずにとびつきの買いor売り。
しかしここを克服しないといつまでも小さいマイナスが続くことになります。
理由を考える
止まったり反転する理由は私は2つあると考えています。
1 板が薄い場合はアルゴリズムによって心理を操られている
2 指値を入れた瞬間から時間が長く感じられて止まったように錯覚する
1の場合は例えば東証一部の大型銘柄なんかで考えるとわかりやすいですが、そもそも個人の小さな買いや売りなんかはアルゴリズムの影響を受けにくいわけなんですね。向こうが仕掛けるメリットがあまりないので。
その点、板が薄い銘柄というのは個人の売り買いで入れている指値が結構ダイレクトに反映されるパターンが多いような気がします。
例を挙げるなら、板がスカスカのところに自分が買い指値入れたら、すぐ自分の上に買い指値が入るようなパターン。
これってよくありませんか?w
こんなことができるのは、実際には確認はできませんが、おそらく他の人が指値した時間なんかをアルゴリズムの方である程度記憶していると推測します。
他の人が入れた指値の時間を計測して、この指値はデイトレの人が入れたやつだなとかスイングの人が入れたやつだな、などを判断して。
意図的に人が入れた指値の上で価格を止めて、飛びついてくるのを誘ったりしています。
他にもたくさんあると思いますが、こんなことは日常的に行われています。
次に2ですが、これはデイトレあるあるだと思います。
下がってきたところに買いを(上がってきたところに売りを)入れた瞬間から自分の指値のところに価格が近づいてくると、ドキドキしてしまってずっと見続けてしまう。
約定しそうになるところは見るのは別に問題ないです。損切り設定したりと次の手を打たないとけないですから。
問題があるのは自分が入れた指値のところに近づいたら、ちょっと止まったりちょっと反転しただけでその時間がものすごく長く感じてしまうこと。
結果的に止まったり反転したと勝手に思ってしまって飛びついてしまうんですね。
ではどうすればいいのか?
シンプルに考える
色々考察した後にすることは、何事においてもそうですがその要素を頭に入れたままシンプルに考えて実行することが必要です。
そもそも天才でもない限り、自分が指値したところでピッタリ止まったり反転したりすることってまず無いんです。
失礼を承知で言いますが、この記事をここまで読んでいるという方は決して天才ではないですよね?
勝ちまくってる人はこの記事は絶対見ないと思うので。
そこで重要なのは、自分はトレードが下手で凡人なんだということ受け入れることです。
できれば自分はできる人間だ!と思いたいですが、自分の弱さを受け入れた人っていうのは実はものすごく強い人間なんです。
なのでここはしっかりと受け入れて下さい。
そして実際に指値したときには「自分が入れたところでピッタリ止まったり反転したりするなんて、まず下手なんだからそんなことほとんどないよね」と思って下さい。
今まで待てなかったのが自然と待てるようになりますよ。
私も下手で凡人なので、いつもこういう考えをして絶対に飛びつき買いや売りをしないようにしています笑
まとめ
トレードで勝つためには、本当に小さいことがすごく大事になってきます。
飛びつき買いや売りで生じる無駄なコストをひとつでも少なくしていき、
自分が狙ったところだけで取引できるようになればおのずと利益に結びついていきます。
下手な自分を受け入れて、一歩一歩進んでいけば必ず勝てるようになります。
私もまだまだ下手で未熟者ですが、一緒に頑張っていきましょう!